怪しい海外業者is6com、その信頼性と口座開設の方法とは

海外業者は国内と比べ法律による規制が緩いため情報やお金を騙し取ろうとする悪徳な業者が存在します。

そのためライセンス等を見て信頼できるか確認するのですが、国内に比べ海外は新しい業者も出てきやすい環境です。新しい海外業者は判断材料が少ないため本当に信頼できるかFXの経験者でも判断が難しいでしょう。

is6comもその新しく判断材料の少ない海外業者の一つです。では実際にis6comはどのような海外業者であり信頼できるのでしょうか。選択先に決めた時の口座開設のやり方と共に見ていきましょう。

is6comとはどのような海外業者か

is6comは2016年に出てきた海外業者であり、数ある業者の中ではまだ新人といってもいい立場です。

新しい海外業者だけありサイトとサポートは共に日本語対応が万全であり、口座開設をしてくれるトレーダーを増やすためかお得なボーナスも頻繁に開催されています。

時期を問わないボーナスとしては口座開設をして本人確認書類といった必要な書類を提出すれば5000円が資金として使えるのです。

スプレッドこそ海外業者としては標準的ですが、レバレッジは1000倍と業者の中ではトップクラスの倍率で取引できるのが最大の長所です。

口座はスタンダードとマイクロの2種類であり、最近では当たり前の狭いスプレッドで取引できる種類はありません。以前プロ口座と呼ばれる種類が該当していましたが、現在は申請中止になっており新規の方は利用できない状態です。

これだけ見ればいい海外業者に思えますが…残念な話としてis6comは本当に信頼できるか疑わしい立ち位置の海外業者となっています。

海外業者の信頼性を判断する材料としてよく見られるのはライセンスですが、すぐに取れるものではありません。そのためis6comでは現在ライセンスがない、と信頼を証明できるようなものがないのです。

もちろんis6com自体はないのを快く思っておらず現在申請して取得を目指しています。しかし残念な話として他にも信頼という面で見れば短い運営ながら幾つか疑惑が出てしまっている現状です。

海外業者の取引形式はNDDが基本となっておりis6comもNDD形式と謳っているのですが、幾つか分析したトレーダーの方からは「DD形式では?」と疑われています。

明確な理由は書きませんが取引する時にNDDだとあり得ない現象が起きるからです。DD形式は業者が仲介に入るため、利用者の注文を業者が好きに処理できます。

約定拒否といった現象がis6comでは起こるといわれています。DD形式も完全に悪いものではありませんが、NDDと謳って実際はDD形式とされているのは騙している行為であり、利用者からすれば心情としては悪いでしょう。

また信託保全も完全とはいえません。資金管理をしている趣旨の説明はありますが、具体的な説明はされていないからです。

そのためもしis6comが突然消えた場合、入金していた資金は保証されない可能性が高いでしょう。

一方で入金と出金、共に条件付きですがどのような方法でも無料ででき、出金拒否に関しても規約違反をした以外のトラブルは見かけません。

「海外業者として信頼できる部分はあるが、同時に疑わしい部分もあるため大きく信頼できない」というのが現時点でのis6comに対する評判でしょう。

is6comで口座開設する前に

完全に信頼性がないis6comだからこそ、口座開設を考える方は以下の点について理解しておかなければいけません。

ある程度のリスクは覚悟しておく

先ほども書いたように信託保全がされていないため突然業者が消えれば資金が戻ってくる保証はありません。

更にNDDといいつつDD形式なため、場合によっては操作されて勝てた取引で損失を出すように仕向ける可能性もあり得ます。どれだけボーナスで多額の資金を手に入れようが取引できる業者と取引自体に支障があれば何の意味もないでしょう。

一方でボーナスによる資金とレバレッジ1000倍は取引において魅力的な特徴です。そのためリスクがありながら高い倍率で一気に利益を稼ぐチャンスはあります。

もし比較と色々考えis6comで口座開設を考える方は一定のリスクを覚悟した上で選びましょう。リスクを考えれば入金する資金は少な目にした方がいいです。

10lot以上の取引をする時は連絡を忘れずに

is6comでは少し変わった規約があり「10lot以上の取引をする場合は一度業者へ連絡が必要」というものです。他の海外業者でも何かしら連絡が必要になるケースもありますが、取引量で必要になるというのは非常に珍しいケースといえます。

しかしこの規約の大きな問題は他と違い制限されていないため、連絡する前にも普通に取引できるという点です。

そのため規約を知らずに10lot以上取引すると「規約違反」となってしまい口座凍結といったペナルティを受けてしまいます。中には規約違反による出金拒否といったトラブルが起きた話もあるのです。

10lotは無理な目標ではなく上手く取引を続けていけば誰でも達成できます。誰もが陥りやすいトラブルといえるため、is6comで口座開設をする方はこの規約について忘れずに理解しておきましょう。

is6comの口座開設方法

変わって規約のあるis6comですが口座開設のやり方自体は至って普通です。気をつけるべき点はあれどそれは他の海外業者と同じなため、理解しておけば問題はないでしょう。

トップページ

is6comトップページ

サイトに来ましたら右上か、もしくは下にある「口座開設」をクリックしましょう。しかし先ほど書いたように変な規約があるため、口座開設する前に「よくある質問」を見ておいた方がいいです。

MT4に関する簡単な解説も掲載されているため、MT4についてよく知らないという方は見ておくと今後海外業者で取引する時役に立つでしょう。

基本情報の入力

is6com情報入力1

情報入力のページに来ると最初の方にボーナスに関する情報が掲載されています。現在開催されているキャンペーンもあるため、ボーナスの内容に応じて本当に今口座開設するか考えるのもいいでしょう。

最初は区分として個人か法人、どちらの口座で取引するか選びます。基本的には個人を選べばいいため、特に操作せずとも問題ありません。

アカウントはメールアドレスとパスワードの入力となります。ここで入力したメールアドレスとパスワードを口座開設をした後に利用するため、適当に入力してはいけません。

メールアドレスは普段海外業者で利用しているもの、新規にis6com専用で利用するもの、個人の判断で問題ないでしょう。

パスワードは記載されているように半角英数字6文字以上を求められます。

6文字以上と書かれていますが本当に6文字で終わらせてしまうとパスワードのセキュリティとしては信頼できません。入力する場合は8文字以上、できれば12文字辺りで考えましょう。

内容も重要であり分かりやすいのが論外なのはもちろんのこと、英文字だけ数字だけと偏っているのもいけません。

しかし覚えられない内容も問題なため他人には簡単に推測できないが、自分には分かるような内容にするといいでしょう。

どちらも確認用に再度入力を求められます。メールアドレスはコピーで問題ありませんが、パスワードは自分が理解しているか確認するため手打ちした方がいいです。

個人情報は名前と生年月日、電話番号を求められます。名前は先に名前、次に苗字になっている点に気をつけてローマ字で入力しましょう。

生年月日も同様に先に日から最後に年を入力すると逆になっている以外は問題ありません。電話番号は家でも携帯電話でも構いませんが、他の海外業者と違い日本の国番号を入力しなくてもいいため、国内でやっている普段通りに入力しましょう。

is6com情報入力2

住所は最初に居住国を入力しますが、最初から「Japan」が入っているため違う方以外は操作しなくてもいいです。郵便番号も他の海外業者と違いハイフンを付けてもいいですが、付ける付けないは個人の自由になります。

都道府県・市区町村は住んでいる県と地域の入力が求められます。どちらが先かは個人の自由ですが、ローマ字で書くのは忘れないようにしましょう。

町名・番地は先に番地、後に町名が海外の基本ですが、is6comではどちらでもいいでしょう。賃貸物件に住んでいる方は建物名・マンション名・部屋番号の欄を忘れずに入力しましょう。

ちなみに住所のところへ書かれている通り、is6comでは日本語住所を英語表記に変換してくれるサービスのリンクが貼ってあります。「これは英語名だとどうなるのだろうか」と分からなくなった場合は利用しましょう。

お取引口座は自分が利用する口座の選択となります。基本的にマイクロ口座を選ばなければいけないという方以外はスタンダードで問題ないでしょう。

口座の通貨は取引画面で表示される金銭の単位であり円かドルのどちらかを選択します。ドル表記がいいと感じる方以外はJRY、円のままで問題ありません。

全て入力が終わったと思ったら下の「STEP2へ進む」をクリックしてください。

財務状況のご質問

is6com財務状況

次は雇用形態と年収、資産について聞かれます。雇用形態は細かく分類されていないため会社で雇用されて仕事をしている方は会社員、自分で起業している場合は自営業を選びましょう。

年収はアメリカドルで聞かれます。為替相場がリアルタイムで変動しているように1ドルの金額も変わっていますが、大体は1ドル100円で考えましょう。その中から自分に適正とされる選択肢を選んでください。

最後は資産でありこちらも年収と同じです。どちらも正確に聞いているわけではなく大抵なため「この程度かな」と自分の感覚で選びましょう。

財務状況の入力が終わった後は「ご利用規約及びガイドラインをご確認頂き、利用規約及びガイドラインを十分に理解して同意します。」にチェックを入れます。

しかしご利用規約は他の海外業者と同じように英語で書かれているため読むのは難しいですが、ガイドラインは日本語で書かれており読むのが可能です。

is6comは他の海外業者と違い連絡せず10lotの取引をすると口座凍結させられるところになっています。その分禁止行為については厳しく見ていると考えられるため、ガイドラインの禁止行為にはしっかり目を通しておきましょう。

理解したら下にある「私はロボットではありません」をクリックし、下の「口座開設を申請する」をクリックすれば完了です。ロボットに関しては何かしら「こうしてください」という行為を求められるケースがあります。基本的にしっかりと見れば難しい作業ではないため、表示される通りに行動しましょう。

メールの確認とログイン

申請が終われば入力したメールアドレスにメールが届きます。届いたメールには「メールアドレスを認証する」のボタンがあるため、そちらをクリックしましょう。24時間以内が期限となっているため早めに確認してクリックしてください。もしメールが届いていない場合は迷惑メールのボックスも確認し、そちらもない場合はis6comのサポートへ連絡しましょう。

クリックが終われば改めてIDとパスワードが記載されているメールが送信されます。ログイン画面でメールアドレスとパスワードを入力しログインできれば正式に完了です。

is6comで開設できる口座の種類

現在is6comで開設できる口座はスタンダードとマイクロの2種類となっています。プロ口座は残念ながら現時点でいつ再開するかは不明なため、除外して考えた方がいいでしょう。

マイクロ口座

マイクロ口座はスタンダードと比べ1lotにかかる通貨と最小、最大lot数が違います。スタンダードでは1lot10万通貨となっており、マイクロは1000通貨です。そのため同じ通貨でもマイクロの方は少ない資金での取引となります。

最小に関してスタンダードは1000通貨となっていますが、マイクロは50通貨というかなり小さな通貨から始められるのです。一方で最大が100lotになっているため、マイクロの最大がスタンダードの1lotとなっています。

通貨以外に違う点としてはマイクロだとボーナスが利用できません。そのためマイクロで自分の資金で取引していく必要があるのです。

マイクロ口座はこのような方に向いている

最小通貨で取引はできるという初心者向けではありますが、それにも関わらずis6comの長所であるボーナスが利用できないのはかなり痛いです。

小さい通貨で1000倍のレバレッジが利用できるため、1000の倍率を体験したい方向けといえます。

逆に言えばそのような体験をしたい方以外にはおすすめできない口座です。

この点に関してはまだ歴史の新しい海外業者なため、調節が不十分になっているといえるでしょう。残念ながら現時点では口座開設をするのならスタンダードを選んだ方がいいです。

まとめ

1000倍という高い倍率のレバレッジ、日本語対応がしっかりしているサイトとサポート、ボーナスキャンペーンの存在と光る部分は感じられます。

しかし残念ながらリスクを考えれば現時点では選択肢先としてあまりおすすめできない海外業者です。長所を魅力に感じている方もここを選ぶ時点でリスクを背負わなければいけません。

しかし他の海外業者も「以前は信頼できなかったが今は信頼性が高い」というケースは多くありました。

is6comも今後の推移次第で信頼でき、選択肢先として有力候補になる時期が来るかもしれません。今はおすすめできませんが将来的に注目しておくべき海外業者でもあるといえます。

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