XM(別名:XM Trading)は海外のFX業者で最も有名で安心とされる業者です。現在国内業者はレバレッジの上限が25倍までとなっており、将来的には10倍にまで引き下げられるといわれています。
高いレバレッジ上限を求めて海外業者を選ぼうと考える方も少なくないでしょう。しかし海外は国内と違うため、国内業者を利用している方でも口座開設をどうすればいいか迷ってしまという人も多いです。
XMの口座開設はどのような流れになっているか、その上でどのような口座の種類がありどれを選べばいいでしょうか。
アキフミ
さる
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目次
XM(XM Trading)とはどのような海外FX業者か
XM(XM Trading)はFXの海外業者で検索した際、最もよく見かける業者です。運営歴が長く、信頼性も高いのでオススメ度が非常に高いです。
国内や他の海外業者と比較しての特徴といえばXMロイヤリティプログラムの存在であり、取引をするごとにポイントがもらえるシステムとなっています。
溜まったポイントは現金に還元できるため、口座に入金して資金にしたり取引とは別の利益を得られます。
他には口座開設をするだけで3000円のボーナスがもらえるのも見逃せません。
海外のFX業者においてボーナスがもらえるのは当たり前ですが、ただ口座開設をするだけでもらえるのです。初心者でも3000円を利用し海外FX業者の取引を試せます。
ボーナス自体は他にもあり5万円までは入金すると100%、つまり入金した分をそのままもらえるのです。
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海外FXの特徴である高いレバレッジ上限ですが、XMの場合は最大で888倍もの倍率をかけられます。これ程の大きな倍率となれば少ない資金でも大きな利益を狙えます。
しかし常に888倍使えるわけではなく、資金が200万を超えると200倍までしか使えなくなります。多額の資金を入金しようと考える方はこの点を理解してレバレッジを使うようにしましょう。
特にサポートは日本語ができるスタッフではなく日本人が対応してくれるため意思疎通における心配はありません。
XMで口座開設する前に
XM(XM Trading)で口座開設をすることは難しくなく、維持費もかかりません。しかしXMで口座開設する前に以下の点を考えてみてください。
本番の前にデモ口座で試す
XMではデモ口座を利用して取引を試せます。初めてFXをする方はもちろんですが、これまで国内業者しか利用したことがない方もデモ口座を利用して取引を体験した方がいいでしょう。
基本的な取引の内容は変わりませんが、国内と海外になればその取引環境は大きく変わるからです。
何よりXMは知名度も高く国内の人間も多くが利用していますが、FXの業者は個人により向き不向きが変わります。
大勢がXMを利用してよかったと感じても、本人が利用して良いとは限りません。いきなり本番の取引を利用するよりデモ口座を試した方が自分の資金を使わずして適切な環境か試せます。
必要な情報は把握しておく
何の情報もなしにデモ口座を開設はできません。
開設には幾つか必要な情報があり、例え自分自身が故意でなくても間違えて入力してしまえば虚偽情報を入力したとして口座凍結されてしまい、二度とXMで取引できなくなってしまう恐れがあります(そのようなケースはほとんどありませんが)
必要な情報は住所、電話番号、職業、学歴といったものです。忘れずに情報を把握しておきましょう。
口座開設の際には必要ありませんが、もう一つ重要な情報がFXに対する知識です。特に海外業者はレバレッジ上限が非常に高いため無茶な取引も簡単にできてしまいます。
何も知らないまま始めると無茶な取引をしてしまい膨大な損失額を出してしまうリスクがあるのです。
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XMでする口座開設のやり方
トップページ
XM(XM Trading)のサイトにアクセスしたら、すぐ目に「口座を開設する」が入ってくるため、そちらをクリックします。
しかし先ほど書いたようにFXが初めての場合は先に左側にある「デモ口座開設」をクリックしてデモ口座を開設して取引した方がいいでしょう。
ステップ1、個人情報
「口座を開設する」をクリックすると情報入力をする画面となります。全体を通して気をつけなければならないのはあらゆる情報の入力方法が国内の業者と違うという点です。
実際最初に入力する名前の欄も先に名前を入力し、その後に姓を入力する形となり、尚且つローマ字で書かなければいけません。
居住国は「Japan」でよく、希望言語も日本語で問題ありませんが、電話番号には気をつける必要があり国内と同じ感覚で入力してしまうと虚偽情報となってしまいます。
例えば「012-345-6789」であれば「+81123456789」となります。
eメールはフリーアドレスでも構わないため、情報を受け取りたいアドレスを入力しましょう。
取引口座詳細
「取引プラットフォームタイプ」に関しては分からない方は何のことか分からずどちらを選べばいいか迷ってしまうでしょう。
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口座タイプに関して詳細な情報は後述しますが、特別な理由がない限りは「スタンダード」でいいでしょう。
全て入力した後は下の「ステップ2へ進む」をクリックして次へ進みます。
ステップ2、個人情報
個人情報は情報入力の中では珍しくカナ表記で入力する場面です。自分の名前をローマ字ではなくカタカナで入力しましょう。
生年月日に関しては国内と同じように入力して問題ありません。
住所詳細
住所詳細の欄は全て数字と英語で入力することになります。
- 「都道府県・市」の欄に関しては自分が住んでいる都道府県と市をローマ字で入力しましょう。東京の場合は「tokyo」となり、神奈川県の場合は「kanagawa」となります。
- 「市」も同様ですが「○○市」といった市の場合は後ろに「-shi」を区の場合は「-ku」を付けましょう。区町村・町名に関しては単にローマ字で書けば問題ありません。
- 「番地」と「部屋番号」は特に考えて入力する必要はありません。マンションやアパートに住んでいる場合、建物名は省略して構いませんが部屋番号の前には「#」をつけましょう。
- 「郵便番号」はハイフンをつける必要はないため「123-4567」であれば「1234567」と書けばいいです。
最後に「納税義務のある米国市民ですか?」と聞かれていますが、国内からの利用者であれば「いいえ」にしましょう。
逆にもし米国から利用しているのであれば「はい」を選択しなければいけません。
取引口座詳細
取引口座詳細の欄はこれから取引する上の設定を決める部分となります。
口座の基本通貨は取引する際に表示される資金の通貨が反映されるため、何か理由がない限りは日本円を表す「JPY」でいいでしょう。
レバレッジは利用できるレバレッジの倍率の上限を設定します。ついついレバレッジを高くしてしまう、と自分を抑えたいと思う方以外は「1;888」で問題ありません。
口座ボーナスはボーナスを利用するかどうかの選択をします。ボーナスは資金として利用できるため、利用する金額を多くしたいと考えれば基本的にもらった方がいいでしょう。
投資家情報
投資家情報の欄は投資に利用する額と目的から職業が聞かれます。
投資額は自分が投資で使う金額を聞かれますが、気をつけたいのは「USD」と書かれているように日本円ではなくドルで聞かれている点です。
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取引の目的および性質に関しましては重要視される点ではないため、自分の考えるものを選んで構いません。特に思いつかない場合は「投資」を選んで問題ないでしょう。
雇用形態は自分の立場を考えて正しいものを選びましょう。
上記の画像には掲載されていませんが被雇用者か自営業を選ぶと職種の選択が表示されるため、自分の対応する職業を選んでください。
それ以外を選ぶと資金源という項目が出てくるため、自分が資金として使うと思われる項目を選びましょう。迷った場合は「預貯金」を選ぶのが無難です。
学歴の欄は大学卒業の場合、学士、修士、博士から選ぶことになります。基本は学士となりますが個人によっては例外もあるため間違えないように選んでください。
それ以外の専門学校卒業といった学士の取得にもならない場合は「上記のいずれでもない」を選びましょう。
所得総額と純資産はこちらの所有している資産額を聞いてきます。こちらも円ではなくドルで聞かれているため、その点を考慮して今の金額に該当するものを選んでください。
「いくらぐらい」と聞かれているため正確に入力する必要はありません。
口座パスワード、確認
最後はパスワードの入力となります。パスワードは書かれているように小文字、大文字、数字を含めた8から15文字を入力しなければいけません。
忘れるとログインできなくなってしまうため、予め自分で考えて何かにメモをしておきましょう。
分かりやすい並びだと他人にログインされてしまう可能性が高まるので、連想され難いパスワードにした方がいいです。
最後は確認の部分にチェックを入れて終了です。チェックを入れる前に利用規約を読んでおいた方がいい…のですが海外のサイトであるためか、サイト自体は日本語対応しているにも関わらず利用規約は全て英語で書かれています。
そのため内容を確認するのは英語が得意な方でない限り困難でしょう。内容はありがちな利用規約になっているので読み込む必要はないものになっています。
ニュースレターや企業ニュースに関しては個人の自由となりますが、企業からの有用な情報が欲しいと考える場合は入れておいた方がいいです。全て入れたら「リアル口座開設」をクリックして入力は終了です。
メールの確認と正式に口座開設
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飛んだ先のページには口座番号が表示されており、これからログインする時には入力するためメモをしておきましょう。
実際に口座番号とパスワードを入力して会員ページへ移動できるか確認しておいてください。
XMにある口座の種類
XM(XM Trading)では基本であるスタンダード以外に2つの口座が選べます。
マイクロ口座
マイクロ口座は「マイクロ」という名称をしているように最小数量10通貨という少なさから取引できるのが特徴です。
最大数量も10万通貨までとスタンダードが500万通貨までになっているのと比べかなり抑えられています。他の部分はスタンダードと変わらないため「少ない取引量による取引ができるスタンダード口座」と考えればいいでしょう。
気をつけたいのは取引数量の違いにより1lotの表示がスタンダードと違っている点であり、スタンダードは10万通貨で1lotに対しマイクロは1000通貨となっています。
兼用して利用すると混乱する可能性が高いため、両方利用しようと考えない方がいいでしょう。
マイクロ口座はこんな方に向いている
マイクロ口座は、ほとんどスタンダード口座と変わらないため、基本的にマイクロ口座を選ぶメリットはほとんどありません。
もし選ぶ方がいるとすれば「リスクの少ない取引を自分の資金でしてみたい人」が適しています。
デモ口座は架空の資金を使うため、本番と比べると楽な気持ちで取引できますが、自分の資金がかかれば環境が大きく変わってきます。
マイクロ口座であれば少ない金額の取引をすること自分の資金を使いながらリスクを少なくして取引を体験できるようになります。
しかしマイクロ口座にはデモ口座がないため、ぶっつけ本番で口座開設をして取引しなければいけない点には気をつけましょう。
ZERO口座
ZERO口座はスタンダードやマイクロに比べると様々な点が違ってきます。違う点は以下の通りです。
- レバレッジの最大が500倍
- スプレッドがドル円で0.1程度と国内並みに狭い(他の口座は2.0程度)
- 取引する際にはスプレッド以外にも手数料がかかる(1lot5ドルでポジション保持と決済で合計10ドルかかる)
- 入金によるボーナスが利用できない(口座開設によるボーナスはもらえる)
- ロイヤリティポイントによるシステムを利用できない
大きなメリットと特徴はスプレッドの狭さとなっていますが、その反面取引するごとに手数料がかかるのとボーナスを利用できない大きなデメリットもあります。
更にXMの特徴であるロイヤリティプログラムの対象外となっているため、ポイントによる利益も得られません。
ボーナスやポイントを利用するのではなく、取引による利益を出していかなければいけない口座となります。
更に取引手数料があり10ドル、1000円かかってしまうため取引をする時は理解して利益を出していかなければいけません。
スプレッドも変動タイプとなっているため、常に狭い数値で取引できるとは限らないのも難点といえます。
ZERO口座はこんな方に向いている
デメリットが多いため最大のメリットであるスプレッドの狭さに魅力を感じられるかが大きなポイントとなります。
そのため「超短期取引、スキャルピングをするトレーダー」に向いている口座となるでしょう。
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スキャルピングを考えているのに加え、相応の知識と技術があるトレーダーに向いている口座となるでしょう。
マイクロ口座と違いZERO口座はデモ口座が利用できます。
ZERO口座を利用したいと考えている方だけでなく、実際に体験してスタンダードとどう取引のやり方が変わってくるのか体験してみるのもいいでしょう。
まとめ
国内業者と入力のやり方が違うため初めて見ると戸惑ってしまいがちですが、冷静に情報を見ていけば口座開設はそこまで難しい作業ではありません。
口座開設をするのに時間制限はないため、間違えないようにゆっくりと情報を入力して取引ができるようにしていきましょう。
口座の種類もスタンダード以外2種類ありますが、特徴によって適している方は違えど「こう考えている場合は必ずこれを選んだ方がいい」というものではありません。
本番だけでなくデモ口座で実際に試すだけでなく、場合によっては複数試して自分に合うと感じる口座を見つけてみましょう。
しかし口座を複数持つと使用せず一定期間経過した時に維持費というデメリットが発生してしまうため、よく考えて複数持つようにしてください。
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