国内と比べ海外では今も新しいFX業者が出てきており、TitanFXは比較的歴史の浅い新しい業者の一つです。
これから海外業者を利用しようと考える上でこうした新しい業者を選択先に入れる方も多いでしょう。
しかしこれから海外を始めて利用する方の中にはTitanFXが実際にはどのような業者なのか、どう口座開設していいか分からない方も決して少なくないでしょう。
この記事ではTitanFXの口座開設方法と共に、どのような業者なのかということを開設していきます。
目次
TitanFXとはどのような海外業者か
TitanFXは2014年に出てきた業者ですが、実は以前存在していたPepperStoneという海外FX業者のスタッフが立ち上げた海外FX業者です。
PepperStoneは生まれが2010年なため、すでに10年の運営経験がある企業が提供している中堅の海外FX業者であると言えるでしょう。
海外のFX業者において中堅~新興の業者は大抵スプレッドが狭いという特徴があります。TitanFXも例外ではなく、他の海外業者と比較してもその狭く設定されています。
TitanFXは日本人に相性がとても良い
単に狭いだけであれば他と変わりませんが、TitanFXの場合はある特徴があります。それは国内時間において夜辺りはよりスプレッドが狭くなりやすいというものです。
生活スタイルにもよりますが日本人でFXの取引をする方は夜に時間を取ることが多いでしょう。夜間に特にスプレッドが良化するTitanFXは日本人にとって相性が非常に良いと言えます。
通常でも狭いスプレッドですがTitanFXにはブレードと呼ばれる口座があり、利用すれば取引手数料はかかりますが更に狭いスプレッドで取引できます(別途取引手数料が必要になるので単純な比較はできませんが)
「通常口座、ブレード口座のどちらを選択すべきか」ということについては、後述する口座開設手順の口座種類選択の項目で詳しく開設していきます。
レバレッジは最大500倍で十分なトレード環境
レバレッジは最高500倍であり、海外業者ではそれ以上の倍率で取引できるところもあるため数字で見たときに物足りなさを感じる方もいるでしょう。
例えば、XMは最大888倍になっているなど、最大レバレッジが500倍を超えるところも多くあります。
しかし実際のところ、最大レバレッジ500倍はトレードにおいては十分であり、何よりスプレッドの狭さ故に一度に取れる利益も大きくなりやすいです。
自動売買ツール「ズールトレード」も利用可能
他にもTitanFXにはズールトレードと呼ばれる自動売買ツールがあり、そちらを利用すれば相場をリアルタイムで見ていなくてもツール側で取引してくれるのです。
自動売買ツールというと設定しなければいけないため、これからFXを始める初心者では厳しいと考えてしまうでしょう。
しかしズールトレードは取引している他トレーダーの手法をそのまま真似でき、設定するのも難しくないのです。
新しい海外業者なためサイト、サポート共に日本語対応しています。スールトレードを利用する上で困ったことがあっても言語の問題で諦める必要はありません。
TitanFXで開設できる口座の種類
TitanFXの口座はスタンダード以外にブレード口座と呼ばれる種類があります。
ここではそれぞれの口座の特徴を解説し、どんな人にどちらの口座が向いているのかということを解説していきます。
ブレード口座
ブレード口座はほとんどの点がスタンダードと変わりません。変わるのはスプレッドと取引に手数料がかかる点です。
しかし変更点が取引に大きく影響をもたらしているため、スタンダードと違った取引環境になっています。
スプレッドの差は変動タイプなため明確に比べられませんが、大体1銭の差があると考えていいでしょう。
スタンダードが2.0となっている場合ブレードは1.0ということです。FXのスプレッドにおいて1銭の差は大きく、特に短期取引だとチャンスの回数が大きく変わります。
もちろん狭いスプレッドでの取引に代価は必要となり、スタンダードと違い1回の取引に7ドルの手数料が必要となります。
そのため利益を出す時は手数料も考えなければいけませんが、含めて考えた場合でもスタンダードと比べ手数料は安くなっているのです。
ブレード口座はどのような方に向いているか
スプレッドの狭さから考えるとスキャルピングやデイトレードといった短期取引をする方に向いています。
しかし取引手数料はかかるものの、その点を考えても手数料自体はスタンダードに比べ安いです。
更にスプレッドと手数料のことを考えなければ、他はほとんど変わらないため短期取引ではない方でもブレード口座を選ぶ理由は十分にあるでしょう。
そのため単純に狭いスプレッドで取引をしたいと考える方であればブレード口座の方を選ぶといいです。
逆に取引手数料がかかるのにあまりいい気分はしないと思う方はスタンダードの方を選びましょう。
TitanFXではデモ口座でどちらの種類も体験できます。悩んだ際にはどちらも一定期間体験して決めるのも一つの方法です。
TitanFXで口座開設する前に理解すること
TitanFXで口座開設をする前に以下の点を理解しておきましょう。
TitanFXは実際に信頼できるのか
海外のFX業者を利用する上で肝心なのが信頼性です。どれだけ取引環境、機能がよくても信用できない業者であれば詐欺被害に取引どころではなくなってしまいます。
海外で信頼性が高いかを判断するにはライセンスの有無を見ればよいのですが、TitanFXはバヌアツ共和国のライセンスを所持しています。
しっかりと金融ライセンスを所持していることから、安全性は担保されていると言えます(例えばis6comなどはライセンスの無い海外FX業者になっています)
また、TitanFXは今までに悪質な業者にある「出金拒否」などのトラブルを起こしていない状態です。
PepperStone時代から優良な海外FX業者として世界各国のユーザーに利用されており、経歴から見ても安全性は高いと言えます。
数年間運営してトラブルを起こしていないのは業者として非常にです。しかし、今後何かしらトラブルを起こさないとは限りません。
現時点ではトラブルを起こしていないため信頼性は高いが、当然100%確実に信頼できるわけではないということは意識しておくことをオススメします。
十分な資金を用意して挑むこと
海外業者といえば国内と比べ大判振る舞いなボーナスが有名です。しかしTitanFXは海外業者としては珍しく一切ボーナスキャンペーンを実施していません。
多くの業者ではボーナスで手に入ったお金が資金として利用できるため、持っている資金にプラスして取引に挑めます。
TitanFXはボーナスを出さない代わりに、海外FX業者の中でも屈指の低スプレッド環境を用意して顧客の獲得に努めるスタイルで運営をしています。
TitanFXの場合はボーナスに頼れないため純粋に自分の用意した資金だけで取引をしなければいけません。
そのためTitanFXで取引をする方は十分な資金が必要となります。口座開設前にTitanFXで取引をするのに見合った資金があるか考え、本当に選んでいいのか考えましょう。
TitanFXの口座開設方法
トップページ
サイトに着きましたら右下にある「ライブ口座開設」をクリックします。先にデモ口座を試したい方はすぐ下にある「デモ口座開設」をクリックしましょう。
情報入力のページ、基本情報
最初に個人口座、法人口座のどちらを作るか選択できますが、企業として口座開設をしようと考えている方以外は個人口座が選択されているそのままで問題ありません。
名前は他の海外業者と同じように先に名、次に苗字をローマ字で入力します。
メールアドレスはここで入力したのが口座開設のお知らせを始め、業者からの情報が入ったメールを受け取るアドレスとなります。フリーメールでも問題ないため事前にメールアドレスを取得しておきましょう。
できれば他の業者とは別のメールアドレスを使った方が個人で判別しやすくなるだけでなく、何かセキュリティの問題が遭った時の被害を抑えられます。
ちなみに携帯のメールアドレスは禁止されているため、パソコンで利用しているアドレスを使いましょう。
生年月日は「/」で日、月、年と区切って入力します。表示の通り最初に日、最後に年の構成なため逆にならないよう気をつけましょう。「/」に関しては2文字入力すると自動で付けられるため、わざわざこちらで入力する必要はありません。
次の「TitanFXをどこで知ったか」に関しては明確に書く必要はないため、自分なりに知った時の媒体を書きましょう。
こうしたFXの情報が書かれているサイトで知った場合は普通に「ネットの情報サイト」にしておけば問題ありません。普通に検索エンジンの名前と検索を書いて、検索で知ったと入力してもいいでしょう。
クライアントキャビネットパスワードという聞き慣れない名称の欄ですが、単純に口座開設をした後にアカウントで使うパスワードを聞いているだけです。
書かれているようにパスワードは以下の4つの条件を満たさなければいけません。
- 最低7文字
- 大文字が一文字以上
- 小文字が一文字以上
- 数字が最低一つ
大文字は頭文字に使えば問題はありませんが、よりセキュリティのことを考えたい場合は前や後ろではなく真ん中辺りにしてもいいでしょう。
数字も含め一文字以上であれば数は問わないため、大きい小さい均等にしても問題はありません。その分自分で覚えられるようにはしておきましょう。
最低7文字とありますができれば8文字以上にした方がいいです。
パスワード入力の常識として連想させやすい文字列にしてはいけません。他人から見て不可解、簡単に理解できない文字列にしましょう。
横のボタンを押せば表示に切り替えられるため、自分が何を入力したか見ながら登録を行うことをオススメします。
連絡先情報
「国」について
国はデフォルトでjapanが入力されているため、変える必要がある人以外はそのままで問題ありません。
「国番号」について
国番号は国を表す番号のことであり日本、ようするにjapanは81となっています。欄には最初から+81に入力されているためそのままでいいでしょう。
「電話番号」について
電話番号は国番号が独立して入力されているため、最初の0を省いて入力してください。書かれているようにハイフンは入力する必要がありません。
「住所」について
住所は国内と違って番地と建物名から逆行して入力すします。市区町村以降の住所は番地と住んでいる場合はマンションとアパート名、部屋番号の入力です。
こちらは電話番号と違いハイフンなしとなっていないため、記入漏れしないように気をつけましょう。
市区町村は住んでいる地域の名前、都道府県はそのまま住所のある県名の入力となります。
どれも漢字の部分はローマ字で入力しなければいけない点に気をつけてください。
「郵便番号」について
郵便番号は例として挙げられる数字の羅列を見れば分かるようにハイフンは不要です。ハイフンなしの7文字の数字を入力しましょう。
取引口座の選択
MT4orMT5の選択
最初のプラットフォームタイプはMT4、MT5のどちらを使って取引するかを決めます。どちらか選ばなければいけないため、一つの口座で両方を利用できません。
機能として進化しているのはMT5ですが、MT4は長年使われてきたためトレーダーの開発したシステムが多く存在し、利用して取引できる長所があります。
単純に取引だけを考えればMT5ですが、自動売買といった取引を有利に進められるプログラムを利用したい場合はMT4がいいです。
これからFXを始めるという初心者の方はMT5を選べば問題ないでしょう。口座は一つしか持てないという制限はないため、悩んだ場合は両方の口座を開設するのもいいです。
口座タイプの選択
口座タイプはスタンダードとブレードのどちらかを選びます。こちらも口座ごとの特徴を考え自分に合ったのを選ぶといいです。
このような海外業者の口座では迷った場合、基本であるスタンダードを選べばよいです。
しかし、TitanFXに限っては迷った場合、手数料が取られるものの、狭いスプレッドを提供しているブレードを選ぶメリットもあります。
レバレッジの選択
レバレッジはハイリスクな取引をしてしまうと考えるトレーダー以外は「1;500」を選べば問題ありません。
基本通貨は口座で表示されるデフォルトの通貨なため、他の通貨に拘りや理由がない限りは最初に入力されているJRY、日本円でいいでしょう。
最後はボックスにチェックを入れれば全ての入力が終わります。
入れる前にサービスガイドや利用規約の確認をしたところですが、こうした文書は日本語対応しておらず英語で記載されています。
読める方でない限りは読もうとするだけ時間の無駄となってしまうでしょう(内容はFX業者のテンプレ文章であり、同意して問題のあるものにはなっていないので安心してください)
全て終わったと判断したら一番下にある「口座開設」をクリックすれば完了です。
メールの確認とログイン方法
クリックした後にメールが届くとページに記載されているため、最初の方に入力したメールアドレスで確認しましょう。
海外業者のメールという関係上、設定によっては迷惑メールに届いているケースもあります。
受信箱に届いていないと思ったら迷惑メールの方も忘れずに確認しましょう。迷惑メールに届いてるケースは結構多いです。
見つからず時間が経過しても送信されない場合は完了後のページにある「こちらをクリックしてください」をクリックし、再送信してもらいましょう。
メールが届いている場合は中にある「確認」をクリックしてください。
クリックすると確認が完了され口座開設が正式に完了するため、ログイン画面でメールアドレスとクライアントキャビネットパスワードを入力し、ログインできれば成功です。
まとめ
魅力的な狭いスプレッドでの取引ができる反面、ボーナスに一切頼れないという短所もあるのがTitanFXです。
長所と短所、どちらがどれくらい大きいかは選ぶトレーダーによっても変わるため、自分にとってボーナスの存在は大きいかを考えて、口座開設すべきか判断しましょう。
他の海外業者と比較してTitanFXの口座開設は1ページで完結するシンプルなものとなっています。
書類を用意する必要もありませんが、口座開設した後の入金や出金といった行為は書類を提出しなければいけません。
続けて取引をすぐに始めたい方は免許証といった本人確認書類、住民票といった現在の所在を証明する書類を用意しておきましょう。
ブレード口座による狭いスプレッドは魅力的ですが、その分短期取引で無茶なやり方をしてしまいがちです。口座開設前に短期取引の勉強をしておきましょう。
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